ビール好きなら知っておくべき! ベルギービールの世界

ベルギービール「レフ・トリプル」ベルギービール

今回の記事は「ベルギービール」の紹介です。

ベルギービールをご存じでしょうか?
ビールの本場といえば、きっとすぐに頭に浮かんでくるのはドイツ。
でもその隣国のベルギーもまた、ビール大国の一つなんです。

しかもベルギーでは「同じ味は一つとしてない」と言われるほど個性的なビールが作られています。

今回の記事では、ぼくと同じベルギービール初心者の方に向けて、

  • ベルギービールの魅力
  • ベルギービールについて書かれた本の紹介
  • ベルギービール(ヒューガルデン・ホワイト)を飲んでみた感想

について書いていこうと思います。

ビール好きなら知っていて損しない、ベルギービールの世界にぜひ、触れてみてください。

ベルギービールの魅力/ぼくがベルギービールに興味を持ったワケ

今回の記事のテーマであるベルギービール。
知る人ぞ知るベルギービールですが、その特異さについては、お酒好き・ビール好きの方でもご存じの方は少ないのではないでしょうか?

そもそもぼくがベルギービールに出会ったのは、昨年の末のことでした。
たまにお酒を飲みに行くバーに、その日のイチオシとして、

デリリウム・クリスマス

が紹介されていたのです。

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今まで名前を聞いたこともないそのビールに興味を持ち、注文をしてみたのが、ぼくとベルギービールの出会いでした。

「デリリウム」の名前の入ったグラスと共に運ばれたデリリウム・クリスマス。
ピンク色の象が描かれたラベルが、非常にポップかつかわいらしい。
そして運ばれたビールを飲んでみた感想は、濃厚かつフルーティー

日本のビールのように一気飲みするようなものではない、まるで梅酒やワインのような感覚なのです。
あとで調べて、デリリウム・クリスマスについてわかったことは、主に次の3つ。

  • アルコール度数が10%もある
  • ベルギーのヒューグ醸造所が作っている「デリリウム・トレメンス」というブランドの商品である
  • クリスマスの時期限定のスペシャルビールである

といったことでした。
アルコール度数の高さで、梅酒やワインに近いと思ったのは納得。一方で、「クリスマス限定のビールなんてあるのか」という驚きも。

そして、これをきっかけに調べていく中で知ったベルギービールの魅力は、

  • 非常に多彩な味がある
  • その味を楽しむために、ビールごとに専用のグラスがある

といったこと。

その日のデリリウム・クリスマスの濃厚な味わいが忘れられず、「酒のやまや」などでベルギービールを見かけるたびに、購入を重ねていくことになったのでした。

ベルギービール本の紹介

しかし、あの日おいしいと思ったデリリウム・クリスマスが店頭で見つかることはありませんでした。

  • そもそもクリスマス限定の商品である
  • デリリウム・トレメンスの流通自体少ない

といった理由で、日本ではなかなか手に入れづらいのかもしれません。

デリリウム・クリスマスは見つかりませんでしたが、それでもお店を探せば様々な種類のベルギービールが販売されています。
そうして手に入れることのできた様々なベルギービールは、おいしい。それは間違いない。
だが、一つとして同じ味のビールがない、と言われるように味は様々。
個性的である一方で、買う前にどういう味がするのかイメージすることが出来ないのです。

「どうにか、自分好みの味を見つけることは出来ないだろうか……」

というわけで、ベルギービールについて書かれた本を読んでみることにしたのです。
読んだ本は、次の3冊。

  • 「ベルギービールという芸術」田村功
  • 「初心者向けベルギービールガイドブック」佐藤庸介
  • 「ビールの図鑑ミニ」(監修・一般社団法人ビール文化研究会ほか)

以下では、それぞれの本の内容について簡単に紹介いたします。

「ベルギービールという芸術」田村功

最初に読んでみたのは「ベルギービールという芸術」田村功です。

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2002年に発行されたこの本の著者は、田村功さん。
ビアテイスター、ビール評論家として活躍されている田村功さんの書かれたこの本は、ベルギービールをかなり詳しく紹介したものになっています。

  • ベルギービールの魅力
  • 著者独自のベルギービールの分類
  • ベルギーの歴史、地理
  • ベルギービールと料理との組み合わせ
  • ベルギーにあるビア・カフェの紹介

といった、幅広い内容が書かれています。

ベルギーに関しての基礎的な知識で驚きだったのは、ベルギーは2つの文化圏に分かれていること。
ベルギーはそのほぼ中央付近を東西に走る、国土を南北に分ける言語境界線というものがあるそうです。この線から北で使われるのはオランダ語。そして南で使われてるのはフランス語となっているとのこと。

つまり、ベルギーには2つの異なる文化があり、どちらの地域で作られたかによって、ビールの味にもその特徴が出てくるのだそうです。
本書では、この2つの地域のどちらで作られたビールなのか、その見分け方も教えてくれます。

また特に感心したのが、グラスについての記述。
様々な専用グラスのあるベルギービールですが、家庭で飲むには「飲み口が外に開いているもの」と「飲み口が内側にすぼまっているもの」の2種類あればいいことを教えてくれます。

この本は詳しくベルギービールについて紹介する一方で、詳しすぎてピンとこないという一面もあります。
特に、「ベルギーでおすすめのビア・カフェ」については、ベルギーに行く気のない人にとってはどうでもいい情報かもしれません。

また、巻末には詳細なベルギービールのリストが掲載されています。
そしてそのリストの最後に「ビールグラスやビール瓶の写真」もかなりの量が掲載されています。
その量の多さには感心しますが、ビールの名前と写真が別々の場所に掲載されているため、ぼくの読んだ電子書籍版では参照がしづらい構成になっているのも残念な点です。

ともあれ、本の後半部分がほぼすべて、

  • 著者によるベルギービールの分類の仕方の説明
  • ベルギービールのリスト及び写真

に使われているのはまさに圧巻。

初心者にはちょっと詳細かつ難解すぎるかもしれないこの「ベルギービールという芸術」。
ベルギービールに詳しくなればなるほど、何度も読み返したくなる本なのかもしれません。

「初心者向けベルギービールガイドブック」佐藤庸介

2冊目として読んでみたのが「初心者向けベルギービールガイドブック」佐藤庸介です。

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この本はいわゆる「kindle本」のため、詳しい出版日はわかりませんでしたが、2017年以降に出されたものになっています。
そして著者は名古屋のベルギービール専門店「サンタルヌー」の店主である佐藤庸介さん。本の中でも時々、このお店のことが紹介されています。

そして肝心な本の内容は、「ベルギービールそのものについて初心者向けにまとめたもの」という印象。

特に印象的なのは。

  • 著者独自のベルギービールの分類
  • 気分にあわせたオススメのベルギービール
  • ベルギービールの飲み方

といった内容です。

この本でもまた、ベルギービールの分類をしています。そして先ほど紹介した「ベルギービールという芸術」と同じく、著者独自の分類の仕方をしています。
お店でも行っている分類法とのことですが、結局のところベルギービールは多様すぎて分類しようがないのかもしれません。

また、ベルギービールはキンキンに冷やしてはならず、ほどほどに冷えている程度がよいと教えてくれます。

この他にも、

  • ベルギービールの買い方
  • ベルギービールの保管方法
  • グラスの選び方
  • ベルギービールの注ぎ方

についても示してくれますが、気になったのはやはりグラスについて。

グラスはやはり、大きく分けて2種類のグラスになると紹介されていますが、そのうえで「トリプル・カルメリート」というビールのグラスがあればほとんどのベルギービールはおいしく飲めるとオススメしてくれてます。

ベルギーへの行き方、観光案内などの紹介もあり、ベルギービール初心者が読む一冊としてはちょうどいい内容になっています。

「ビールの図鑑ミニ」(監修・一般社団法人ビール文化研究会ほか)

最後に読んだのが「ビールの図鑑ミニ」(監修・一般社団法人ビール文化研究会ほか)です。

ビールの図鑑ミニ (マイナビ文庫) | 一般社団法人日本ビール文化研究会, 一般社団法人日本ビアジャーナリスト協会 | クッキング・レシピ | Kindleストア | Amazon
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2019年に、一般社団法人ビール文化研究会及び一般社団法人日本ビアジャーナリスト協会の監修により、出版された本書。
ベルギービールの本というより、世界中のビールを紹介する本となっています。

その中でも多くのページが割かれているベルギービール。
22種類のベルギービールについて写真と共に、その香りや風味、色や喉ごしについて評価をしています。

上の2冊の本との大きな違いは、

  • ベルギービールの説明と共に写真が掲載されていること
  • ベルギービールの特定の銘柄について、味わいのイメージ(香りや風味、喉ごし)を教えてくれること

です。

単純に、ベルギービールを飲んでみたいというだけなら、この本が一番わかりやすいかもしれません。
また、ビールの紹介の際には専用グラスの写真もセットで掲載されているので、専用グラスが手元になくても、似たようなグラスを準備しやすいのもいいところ。

その一方、1,000種類以上もあるベルギービールのうち、この本で紹介してるのはわずか22種類。
とりあえずベルギービールを飲んでみたいというのなら一番いい本かもしれませんが、ベルギービールをより深く掘り下げて知りたいという方には物足りないかもしれません。

ベルギービール本で学んだ知識のまとめ

というわけで、この3冊の本を読んで学んだことは、次の3つ。

  • ベルギービールは多様な種類があって分類はできない
  • グラスはネットで専用グラスの形を確認し、家にある似たようなものを使えばよい
  • ベルギービールはキンキンに冷やさない

その感想としては、

「自分好みのベルギービールを見つけるには、飲んでみるしかないのか……」

というもの。
ベルギービールを分類し、それぞれの味の特徴を知るために読みはじめたベルギービール本でしたが、結局のところ多様過ぎて分類不可能という結論に達してしまったのです。

となれば、自分で一つ一つ味を確かめていくしかない
ベルギービール本で読んだ知識をひっさげて、改めてベルギービールを味わってみることにしたのです。

ベルギービール(ヒューガルデン・ホワイト)を飲んでみた

ベルギービール「ヒューガルデン・ホワイト」

今回飲んでみたのは「酒のやまや」でも売られている、

ヒューガルデン・ホワイト

です。

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ちなみにこのビール、それぞれの本での分類は、

  • 「ベルギービールという芸術」ではウィートエール系
  • 「初心者向けベルギービールガイドブック」ではホワイトエール
  • 「ビールの図鑑ミニ」ではベルジャンスタイル・ホワイトエール

となっており、やはり分類の方法は様々といったところ。

買ってきた瓶は、キンキンに冷やしすぎないという事前知識のとおり、冷蔵庫で軽く冷やす程度にする。
そしてまた、グラスはヒューガルデン・ホワイト専用のものをネット検索し、家にあった一番近い形のものを準備。

このヒューガルデン・ホワイトの瓶にはグラスへの注ぎ方も書いてありました。
まず最初に2/3の量を注ぐ。残りは、瓶の底に残っている酵母と混ぜ合わせてからグラスに注ぐとのこと。
これも指示通りに行ってみました。

準備が整った後は、ベルギービール本に書いてあった通りの飲み方を試してみる。
最初にグラスに鼻を近づけ、香りをかいでみるのです。
以前にも何度か飲んだことのあるこのビールでしたが、改めて意識してみると、なんとも奥深い香りがする。というか、そんな気がする。

そしてイザ、口をつけてみる。
すぐに飲み下すのではなく、まずは口に含んで香りを確かめてみます
普通のビールとは違い、まろやかで、フルーティ。どことなく優しい味がする。

それからぐっと喉に運ぶ。後味は、どことなくスパイスのような香り。
ほかに何に似ているのかと聞かれても、うまく表現できません。
それはまさにヒューガルデン・ホワイトの味。ベルギービール初心者なので、残念ながら出てくるのはそんな感想のみ。

とはいえそれは、何にも考えずベルギービールを飲んでいたのと比べると、まったく異なる体験でした。
意識や知識を得て、飲み方を変えるだけで、お酒を飲むといった日常に近いことでも、違う経験ができる。
そんなことを改めて感じた次第でした。

「ベルギービールの世界」のまとめ

今回の記事はベルギービールの紹介でした。

お酒やビールが好きな方には、ぜひ知っていただきたいベルギービールの世界。
ぼく自身も初心者ですが、ベルギービールのことを知れば知るほど、様々な種類が味わってみたくなります。
そしていつか、あの日のデリリウム・クリスマスのようなお気に入りの味に出会えたらな、と思っています。

ぜひあなたもベルギービールの世界に触れ、味わってみてください。

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